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一般社団法人 生命科学文化推進機構
  (ライサイカル・ネットワーク)

活動報告report

第8回ライサアカデミア講座

活動報告写真講座1 講師:野々部 典枝先生
演題「眼科医療におけるイノベーション」     

 近視は眼軸長の伸びすぎによるものであり、将来、緑内障、網膜剥離、近視性黄斑変性症になりやすい。 近視の低年齢化がみられる。
近視の予防は外で過ごす(太陽光に当たる)ことである。1日2時間以上の屋外活動がよい。
近視の治療としてバイオレットライト(360-400nm)またはレッドライト(650nm)を眼に当てると眼軸長伸展抑制がみられる。
眼科の診断・治療では、画像診断でOCT angiography(光干渉断層血管造影)にて眼底の血管が分かり、 動脈硬化、血管閉塞、網膜剥離、加齢黄斑変性症の診断をする。網膜動脈閉塞症は脳梗塞に陥る危険な状態である。 抗VEGF(血管内皮増殖因子)療法は、視野機能改善され、加齢黄斑変性症、糖尿病性黄斑浮腫の治療に用いられる。


活動報告写真 講座2  講師:今泉 康代先生 
演題「個人の税金」
   〜基本的な仕組みと申告・納税・所得税・相続税について~

有益な情報を得るには、①適切な人に、②適切な時期に、③適切な質問をしなければ得られません。税務情報では特にそうです。
税務調査対応にも経験ご豊富な今泉先生から、基本的な税の仕組みとして様々な控除事由があること、相続税対策としてはまずは相続財産を減らしておくのが有益であることを教えていただきました。質疑応答での今泉先生のご回答も大変明快でした。聴講者は、まさに①最適任者から、②適切な時期である問題が起こる前、③適切な質問をするに不可欠な前提情報を得られたものと思います。